2020/11/30
《茶の湯徒然》にも書きましたが、6月からの茶道教室再開以来、新しく稽古に通われてくる方が増えました。但し、当然の事ながら 来庵予定であったインバウンドの方々の3月末からの分が全てキャンセルとなり、来年への移行や新たな来年分の茶道体験も予定に入って来てはいるのですが、海外ではコロナ感染症がまだ拡大していて収束の見通しがつかない中では、年が明けても暫くは難しいかと思えます。
また、毎年春から夏にかけての灰形勉強会や茶の湯に関した各種勉強会の出張講師の仕事や、関わっていた茶会もほとんどがキャンセルとなり、辛うじて9月末から10月に出雲と富山への出張講師と、珠洲にある【ランプの宿】の新入社員内定伝達式における “金沢21世紀美術館” での講演と茶会を感染症対策をしながらも行う事が出来ました。
茶道教室に関しましても、玄関から茶室内や水屋の常々の清掃に除菌作業が加わり、稽古中の感染症対策も万全を期し、来られる社中の方々も大変気を遣って下さっているのも感じます。今後もこれが通常の様式になるのかな、とも思います。
さて、今年を踏まえての来年はどの様な年になるのでしょうか? 未知の中でも希望だけは忘れず進んで行きたいものです。